どんな取り組みか
本記事では、Salesforceの取引先責任者(Contact)画面から、SMSLINKのAPIを経由して、ボタン一つでSMSを送信できる状態を目指します。外部サービス連携の具体的な実装方法について、ステップバイステップで解説しています。
使われた技術スタック
- Salesforce
- SMSLINK
- Apex
- Lightning Web Components (LWC)
- Salesforce CLI (sf/sfdx)
実装のポイント
実装は以下のステップで進められます。
- 事前準備(開発環境を整える): SMSLINKの利用登録とAPIトークンの取得、Salesforce Developer Editionアカウントの発行、Salesforce CLIのセットアップを行います。
- External Credential(外部ログイン情報)の作成: SMSLINKの認証情報(APIトークン)をSalesforce側で安全に管理するための設定を行います。
- 権限セットを割り当てる: 作成したExternal Credentialを利用可能にするため、権限セットを作成し、ユーザーに割り当てます。
- Named Credential(指定ログイン情報)の作成: SMSLINKへの接続先URLと、使用する認証情報(External Credential)を紐付けます。これにより、ApexからAPIを呼び出す際にURLを直接記述する必要がなくなります。
- Apex実装(SMS送信APIコールアウト): Apexクラスを作成し、SMSLINKの送信APIに対して電話番号とSMS本文をJSON形式で送信する処理を実装します。APIトークンはNamed/External Credentialの設定によりHTTPヘッダーに自動付与されます。
- LWC (Lightning Web Components) 実装: Apexの処理を呼び出すためのUI(HTML、JavaScript、メタ情報)を作成します。
- レコードページ配置: 作成したLWCをSalesforceのレコードページに配置します。
- テスト送信: 実際にSMSが送信されるかSMSLINK側で確認します。
特に、External CredentialとNamed Credentialを分けることで、認証情報と接続先URLの管理を分離し、セキュリティと運用性を向上させる点が重要です。
得られた成果や学び
本記事を通じて、Salesforceから外部API(SMSLINK)を呼び出し、SMS送信機能を実装する一連の流れを学ぶことができます。AppExchangeのサービスを利用しない方法で、外部サービス連携を実現するノウハウが得られます。また、External CredentialやNamed CredentialといったSalesforceのセキュリティ機能の理解を深めることができます。
まとめ
SalesforceからSMSLINKのAPIを利用してSMSを送信する実装方法について解説しました。開発環境の準備からApex、LWCの実装、そしてレコードページへの配置まで、具体的な手順を示すことで、外部サービス連携の実践的なノウハウを提供しています。
出典: https://qiita.com/46shiro/items/f59ebd26b28f760f8208
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